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150TOUR DIARY

150TOUR Diary ◼︎岐阜〜滋賀編

■150TOUR Day#16
2015.2.7 岐阜 柳ヶ瀬ants

w/ OLEDICKFOGGY, SPREAD, GOOD4NOTHING

現在深夜3時前

岐阜にいた頃の自分に思いを馳せながら書いてます

どうです
岐阜でこのメンツ

えぐいよね

SPREADもグッフォーも
OLEDICKFOGGYとはきちんとやったことがないって話だったので
どんな1日になるか楽しみでした

自分たちのツアーで岐阜に来たのは初めてだったのかな?
前に来た時は人に仕切ってもらったし
だから厳密にいうと自分ら仕切りは初めてだったかな

岐阜には高校時代の友達がいたりして
あんまり行く土地じゃないのにホーム感があって好きです

リハが終わって近くの
ちょっとさびれたコンビニ?商店?みたいな場所に行くと
OLEDICKFOGGYの伊藤さん(vo.)と広中さん(マネージャってポジションなのかな?)とバッタリ

いつもここに来ると
イートインスペースと呼ぶには
あまりにも簡易的で、居酒屋ちっくなスペースで飲むとのことなので
俺らもそこにご一緒させてもらうことになった

以前一緒にツアーしてから結構時間が経つんだけど
やっぱり一度ツアーを(いやドサ回りを)すると
久しぶりに会っても、ちょっと時間を共にすれば
その時の感覚みたいなのが蘇ってきて、すぐにまた馴染むものなんです

まあしかしこの伊藤さんってのがツンデレのチャンピオンみたいな人で
大変なんですよw

そこ込みで大好きなんですけどね

この日も意地悪ばっかり言ってたなぁ

「もうMEANINGとは今年はこれで終わりだね!」
とか言うんですよ…

本当は俺のことが大好きなくせにw
(ごめんなさい、調子に乗りました、本当すいません)

そんなこんなで気が付いたら俺と雄ちゃんはちょっとした
ほろ酔い状態で1日が始まりました

SPREADをほぼ最前で見て
OLEDICKFOGGYで一緒に歌って
GOOD4NOTHINGで心踊らせて

自分たちのライブでは
思いがけない言葉がポロポロ出てきた

色んなものを削って
会いに来てくれる人たち
ツアーをサポートしてくれるバンドの皆に
心から感謝できて
そしてツアーの嫌なところも好きになれたツアーだと

そう思えたのは遅かったかもしれないけど
今回の150TOURでそう思えたから
これからスタートでもいいのかなとも感じた

そんな風に思い始められ
それを言葉にすることに抵抗がなくなりだしたのが
この岐阜だったのかもしれない

ライブの内容よりも
この時は自分の心境に変化が大きくあった
ターニングポイントのように感じた

ライブは楽しかったよ
俺のMCを妨げる常連とのやりとりとかもw

でもまあみんながみんな楽しいわけじゃないから
よく言ってるけどルールはなくてもマナーは守ろうってことだと思う

こんなこと口を酸っぱく言ってもしょうがないか
ってこの時は思ってたけど
また後に同じようなことが起こるとは俺は思ってなかったからだろう


■150TOUR Day#17
2015.2.8 滋賀B-FLAT

w/ OLEDICKFOGGY, SPREAD, GOOD4NOTHING, SCOTLAND GIRL

前日に引き続きのメンツに
SCOTLAND GIRLがこの日は加わる形となった

昔SCOTLAND GIRLを渋谷kinotoでのライブをやった時は
ハードコアバンドに挟まれる出順でやってもらった

あの時とは違うけど
あの日から彼らがどれだけ成長したかが見たくて
この日のトップを彼らに切ってもらった

今のスコットはどんな風に俺らのツアーの口火を切ってくれるのか
楽しみでしょうがなかった

結果はものすごい成長を見せてくれた

バンドとしての成長というよりかは
ギターのゴリの人間的成長が著しく
そしてそれがバンドにも反映されてるように見えた

本当に前の二人は
妹、弟みたいに思ってるから
今でもこうして一緒にやれてるってのがすごくうれしい

MEANINGとは全然同期じゃないけど
俺個人にしてみたら昔から知ってるから
個人的に同期感を密かに感じていた

この先がどうなるのか本当に楽しみだ

SPREADは前日に引き続き半端なかった
リクエストしたJUMPも聴けたし
まじでこの2日間のSPREADには見せつけられた

今、一時期よりもMEANINGとSPREADは
なんとなく前より距離を取ってる気がする
それはお互いに言い出したことじゃないけど
近づきすぎたから少し無意識で距離を取っているのかもしれない

だからこそ久しぶりにやりあえた先輩の半端いないライブは
本当にケツを叩き上げられる思いだった

余計なことは言わないからライブを見ろって
感じのTAKUYAさんがたまらなかったなぁ

この日はGOOD4NOTHINGも半端じゃなかった
なんかグッフォーのツアーに来たみたいな感じすらした

ああいった西海岸系と言われるバンドサウンドで
ここまで勝ち残って勝ち続けているバンドっていうのは
当時のそういうサウンドが流行た時から考えても数えるほどしかいない

GOOD4NOTHINGはその中の一つだ

だから俺は本物だと思う

それはライブにも
人にも出ていると思う

特にユータンさんは本当にバンドの舵取りって面でも
素晴らしいと思う

タニーさんのスター感ももちろんだけど
それもユータンさんがいてこその
風神雷神コンビなんだと思う
(勝手に名付けてすいませんw)

職人の技を見たって感じだった

OLEDICKFOGGYはこの日のライブの方が昨日よりも
よかったと思わずメンバーに失礼なことを言ってしまうほど
この日のライブは最高だった

単純に自分の好きな曲がセットリストに多数入ってただけなのかもしれない

でも俺はフロアの真ん中で出番前にも関わらず
歌うことを、踊ることをやめられなかった

これからステージに立つ人間としてはどうかと思うけど
いち音楽ファンとしては確かな選択だと思う

名曲、カーテンは閉じたまま
とか
歯車にまどわされて
とか
月になんて
やられた日には泣いてしまうっつーもんですよ

ライブ前にメンタルぼろぼろでしたw

あと、今産休でお休みしてるミサちゃんの代わりに
OLEDICKFOGGYに参加しているよっちゃんって方がいるんです

俺がヒロさんにかわいがってもらい出した時に
よくチェリコのライブを見に行ってて
その時のアコーディオンがよっちゃんだったのだ

でもMEANINGが一緒に肩を並べてチェリコとやれるようになった時には
もうよっちゃんはバンドを去っていた

だからこうしてバンドは違えど
時間が巡って同じステージで対バンができたのは
個人的に非常にうれしい出来事だった

伊藤さんがMCで
MEANINGレコ発おめでとう
的なことを言ってくれた時は耳を疑ったし
泣いてしまいそうだった

超ツンデレの伊藤さんがそうやって言ってくれるってのは
なんか他の人がいうよりも意味があるように思えてしまう
(もしかしたらそれすらも分かって言ってるんだよと言いそうだけど)

とにかくそんな空気感を全バンドで作って
つないでくれた
だからこの日も時間の関係でアンコールはできなかったけど
俺らは本編で満足してたし、
遊びに来てくれた人たちも満足してもらえたんじゃないかなって思う

もし満足じゃないんだったら是非残りのツアーのどっかに来てくださいw

これしかできない俺たちの集大成を見に

text by HAYATO