このサイトはJavaScriptがオンになっていないと正常に表示されません

150TOUR DIARY

150TOUR Diary ◼︎神戸〜大分編

■150TOUR Day#13
2015.1.23 神戸 太陽と虎

w/ SHANK
THINK AGAIN
My Hair Is Bad
waterweed

ちょっと前にMEANING企画をやった場所

あの時は元A.O.Wの宗ちゃんが入ったばかりだったTHRH
大好きなPalmとのスリーマンだった

ハードコアメンツだけで
しかも神戸でやれてすごく楽しかった

自分の生まれ故郷でもあるこの街
今回のツアーでも当然来るわけで
そこには松原さんという名物店長がいるというのも大きな理由だ

神戸が今回のツアーで一番バンド数が多かった所なのかな
(滋賀の日と同じかな)

どっちにしても

超 濃 厚

でしたね

waterweedから始まったけど
とにかく全バンドがすさまじい個性を発揮していた

なんだかんだ
むかーしから知ってるwaterweed

武骨で硬派なバンドのイメージだけど
話してみると明るくやさしいトモちゃん
(オウガと皆は呼ぶようですが、MEANINGはトモちゃんと呼んでます)

waterweedみたいなバンドが
もっとシーンを切り拓いていくと
メロディックハードコアも楽しく盛り上がるんだろうな

でもなんか飾りっ気のない感じが魅力だからなぁw

とにかくいきなりカッコ良すぎた
忙しい時に一緒にやってくれてうれしかった、ありがとう

THINK AGAINとSHANKはこの後も一緒だから
また感想は後にしようかな

友達(っていうかマブダチ)だし怒らないっしょ
(っていうか絶対に読んでないっしょ)

My Hair Is Badはここ最近の隼人さんの激イチオシ

G-FREAK FACTORYのツアーで新潟に行った時に
上越出身らしいけど一応地元枠で出てた

それまでは正直なところバンド名も知らなかった

バンド名的にアメリカとかにいそうなちょっとラウドなEMOバンドだと思ってた
(イーモーバンドとお読みください)

ところがどっこいですよ

椎木くんのほとばしる熱気と
どこかヒーローみたい姿に一発で惚れた

久しぶりに全く知らない初見のバンドに刺激を受けた

しかも10コも年下のバンドに

この時に一目惚れして
CDを交換してからひたすら聴いた

椎木くんに伝えたけど一時期聴きすぎて
ちょっと聴くの飽きたってwwww

それぐらいずっと聴いてたんだよね

だから生で見て超グッときた

それからまた聴くようになった

好きすぎるとこういう聴き方しちゃうんだよね

彼らは自分たちのことを違和感だといっていた

でもその違和感こそがこの日の醍醐味だったんだよね

っていうか自分たちのツアーや企画は
その【違和感】が【最高】になる瞬間を目指してます

あ、この日のSHANKが超よかったってことだけは書いておくね

THINK AGAINのことはまた後日書きます
(どうせチンは読んでないっしょ)

我々のライブは…

バテてたね

と言われました…

おす

精進しますw

贅沢な悩みだと思うけど
たくさん人が来てくれて
みんなが暴れるとステージ上は非常に酸素が薄くなるんですよ

特に自分みたいに動き回ってるとなおさら

WHAT WE LOVE, WHAT WE HATE
とか
This is my place
をやってる時はマジキチなんす

苦しさを例えるなら

高速道路で
140キロで(違法速度です)
口をあけた状態で
窓を全開にする感じです

でもそう見えるってことは
そうなんだろうな
と深く反省

でもそれ込みで
自分だし
バテてないように見せるべきなのか

それとも
その時の自分をそのまま見せるのがいいのか

ちょっとこれは考えないとわからない話だな

ってことで暗くなりそうなのでこの辺でw


■150TOUR Day#14
2015.1.24 松山 double-u studio

w/ SHANK
THINK AGAIN

元サロンキティのアニキのいる新しいハコに
今回はお邪魔しました

キャパは我々のようなバンドでも頑張ればなんとかなるサイズで
ステージも高くないし
距離感も非常に近く
でもやりにくいわけじゃない

かゆい所に手が届くライブハウスでした

なんかサラッとプレイガイドか何かで
発表になっちゃってるらしいので
ここでもサラッと書いておくけど
4月末にまた行きますので頭に入れておいてくださいw

この日のTHINK AGAINはたまらなかったね

どんどん彼らの熱がフロアに帯びていく感じ

出会った頃の彼らのライブはいつもそんな感じだった

誰?シンクアゲインって?

という空気を毎回ことごとく変えていっていた
あの頃のパワーとエネルギーがこの日の
THINK AGAINにはあった

いつしか俺らやF.I.BやSHANKとも
当然のように対バンをして
つるむようになったけど

鳴らしてる音はかなり我々とは異色のものだ

ただそれが気づいたら
【異色】ではなく【自然】にしていたことからも
彼らのしてきたことのすごさがわかる

でも松山自体も初めてだったのかな

多分お客さんも初めましての人が多かったように見えた

でもライブが終わる頃には
持ってってた
(このニュアンスで伝わるかな?w)

ライブが終わった後
3人にいかに良いライブだったかってことと

自分たちがやってることがいかにすごいことか
ってことを熱く伝えた
(まあ自覚してるだろうけど)

とにかくそれぐらい良いライブだった

SHANKについては大分編で触れましょう
長くなるので

そして我々は
押しに押してしまったせいで
今回はアンコールがやれなかった

本来アンコールなんてなくて良いと思ってる俺ですが
この日はやってもいいかな
いや、厳密にいうと
もうちょっとやりたい
と思った

でもまあできなかったので
次の機会にまたたっぷりとやろうと思う

正直
なんか申し訳ない気持ちが強くて
ライブが終わった後に
フロアや物販に行きづらかった覚えがある
(っていうか行かなかった気がする)

申し訳ないって気持ちは違うのかもだけど
でもせめてあの時は自分がマイクを通してでも
説明なりをするべきだったなと思った

この場を借りて
あの場所にいた人たちにごめんねと言いたい

再三言ってることだけど
俺はアンコールは好きじゃない
なんか予定調和な感じもするし
きっちり60分なら60分で俺らは持ち時間を
やらせてもらってるからだ

だから本当にオマケぐらいの感覚でいてほしい

自分たちのツアーだからアンコールをやらなきゃ
とかクソくらえだと思う

でも同時に
アンコールを
もう1曲を本気で求めてくれているのであれば
きっと大半の人間が帰ってしまっていても
俺はやりたいと思う

呼ぶ声が盛り上がってるからやる

ってわけじゃないんです

本気かそうじゃないか
なんです

なんかえらそうだよね
この話題になると
言い方を一つ間違えるとすごく横柄に聞こえるから
嫌なんだよね

でもこの日はやりたかったけどできなかった
っていう記憶が俺の全てなので
また4月にいく時
遊びに来てくれる人がいるなら思う存分やりましょう

きっとツアーが終わった俺たちは
また一皮も二皮も剥けてると思うから


■150TOUR Day#15
2015.1.25 大分 club SPOT

w/ SHANK

こちらは大分のドン
坪井さんの箱にお邪魔しました

なんか気がついたら勝手に
【マツケンアニキ祭り】をやってましたw

わからない人はググりやがれ下さいですw

坪井さんはもはや恐い人って認識は最近はありません
2007年だかに初めてRAZORS EDGEに連れていってもらって以来
(当時はU.K.Lというバンドでした)
親交を深めています

あの頃は本当にこわかったなぁ

ヤ⚪ザだと思ってたもんwwww

知ってる人も知らない人もいると思うけど
九州にはライブハウス同士の争い?みたいなのがあるんだけど
俺らは幸いなことに10年もやってるけど
そういう絡みには一切関与していない

俺らは直感で
人で選んでるからだ

東京から10数時間もかけてきて
そんないざこざに巻き込まれて楽しく過ごせないなんて
まっぴらごめんだと思ってるからね

人生であと何度来れるかわからない場所に
そんな嫌な思いをしに行きたくはないからだ

話が脱線したw

とにかく坪井さんのいるハコは最高なんだよ
だから何度も行きたくなる
呼ばれれば行きたくなる
ツアーをすれば行こうってなる

大分の親父に会いにいくような感覚だ

きっとSHANKもそうだと思う
俺らよりも関係も長く深いみたいだし

そんな気心しれたメンツで
気心しれたハコでやるんだから
楽しくないわけがない

SHANKとのツーマンも実は初めてだったんじゃないかな

やっぱりね
SHANKは3ピースのメロディックの中でも
ライブがずば抜けて良い

もしかしたら完成度
エンタメ度とかで言えばもっと色々といるのかもしれないけど
SHANKからは何か同じにおいを感じずにはいられない

今思い出したけど
前日の松山でSHANKユーキ、ショウちゃん、
THINK AGAINチンと俺の4人で
かなり夜の深い時間まで飲んでたのを思い出した

だからこの日の松山から大分に移動するフェリーでは爆睡した気がする

そういうところも最高なんだよな

とにかく人が最高なんだよ
3人とも

だから最高の人間が鳴らす音ってのは
やっぱり最高なんだよね

表面的な部分でしか捉えられない人には
彼らの良さは理解できないと思う

ショウちゃんとヒョウタなんかは
もしかすると誤解されやすい性格かもしれない
でもあいつらこそ最高だと俺は思ってる

東京にいたら絶対にしょっちゅうつるんでると思う

ユーキはめちゃくちゃ良いやつだけど
酒好きだし、すぐにつぶしてこようとするからこわい

現にファーストのツアーの時に
うちの吉崎くんがやられ
そのせいで俺と深夜の長崎の商店街で大げんかをしている
商店街中に響き渡る怒号は今でも忘れないwwww
(そっこー仲直りしてラーメン食べに行ったけどw)

とにかくツアーってのは
一緒に回ってみてわかるんだけど

「人」 個人としてみて楽しいやつと
一緒に旅をして、一緒に過ごすのが楽しいやつ
っていうのは実は似て非なるものなんだよね

面白いやつだから一緒にツアーをするのが必ずしも楽しいってわけじゃないんだよ

でもSHANKやTHINK AGAINは
一緒に旅をするのが楽しい最高の仲間なんだ

だからこうして同じメンツでぐるぐる回ったりできるんだ
そして、それが終わると
またこいつらとツアー行きてぇなぁって思うんだよね

まあ、もちろんそこにはライブがかっこいい
ってのが前提だけどね

ただ最近思うのは
人がかっこよければ
バンドもかっこいい
ってのが当てはまりやすくなってきてる気がする

人がよければ
じゃないよ
人がかっこよければだよ
(ここ重要ね)

なんか全然この日のライブに触れてないねw

この日のライブの印象は
覚えてる限りだと
段々とこっちの熱がフロアに帯びていってたのが
目に見えるようにわかった

最初からワーっと盛り上がるのもいいんだけど
やってる側としては
こういう日の方が実感がある

なんか出ていっただけで盛り上がっちゃうと
「まだなんにもやってないんだけどなぁ」とか
思っちゃう天邪鬼野郎なんです
(でも決して嬉しくないわけじゃないです、
すっごくうれしいですwwwww)

積み込みしてる時に待ってて話してくれたり
写真を撮りたいって言ってもらえるとやっぱりうれしいし
またツアーで来たいなって思うんです

大分はそういう気持ちにさせてくれる土地です

だからまた帰ってくる機会があると思うから
その時はまた遊びましょう

その時は登場SEから派手に盛り上がってね!www

なんか全然ライブレポでもないし…

でもまあいいよねw

そんな大分でした

text by HAYATO