150TOUR Diary ◼︎沼津〜石巻編
■150TOUR Day#6
2014.12.13 沼津TUTERS
w/ noy, THE CHERRY COKE$
ツアーで初めてなら
バンドとしても訪れるのは初めての土地、沼津
大好きなThe Cherry Coke$と
noyを誘って沼津へ行って来たんだけど
本来沼津には俺らを紹介してくれた先輩バンドが一緒のはずだったんだけど
実は発表の前にキャンセルになっちゃったんです
というわけでなんの縁もゆかりもない我々がいきなり来ちゃった
みたいな風になっちゃいましたw
でもまあ結果、すごく楽しかったからいいんだけど
で、チェリコの話ですが
本来はヒロミツ派のハヤトさんですが
チェリコに関しては、もはや余裕でバンド単位で好きなので
関係ないレベルに達していますw
みーんな好きです
(それでも私はヒロミツ派です)
だってメンバーみんなやさしいんだもん
それにこうしてツアーを一緒にするのは実は初めてだったんですよね
きちんとお祝いしてくれるけど
自分たちの仕事はきちんと以上にやってくれる感がたまらなかったっす
noyは今の東京の若手ハードコアバンドの筆頭みたいに言われてるバンドです
昔から知ってるんだけど
今回初めてツアーで呼ばせてもらいました
元を辿れば川口君がnoyと話した時に
ツアーに誘うよ!的な話をしたのがキッカケなんだったと思う
で、川口君がそういう事を言うって事は
きっとその時のnoyがかっこ良かったからなんだと思う
俺は川口君のそういう感覚を信じてるから
川君が言うなら良いんじゃないかなって事で誘わせてもらった
ツアーでの対バンなんて
意外とそんなもんできまるからね
人が入るから
とか
有名だから
とかって理由だけで呼ぶ程MEANINGは腐ってないから安心して下さいw
自分らのツアーや企画で呼ぶバンドには
必ず【何かしらの真っ当な理由】があるんだよね
よこしまな気持ちが先行しだしたら
きっとバンド辞めると思う
noyは自分たちの好きなハードコアバンドのミックスCDを
持って来て、無料で配ったり
ハードコアってものの教科書のようなライブをしていた
(MCも込みで)
なんか俺はそれにすげー熱くなった
足りない部分を情熱でカバーしている様が
昔の自分たちとオーバラップして見えたからかもしれない
(ってかこの発想が既にワシただのジジイやんけ)
でもこれは翌日の横浜に出てくれた反好旗にも同じ思いを抱いているから
絶対に否定できない事だ
そう俺は確実に年をとっているw
きっと普段のライブではnoyはそんな事は
MCで言わないんだと思う
少なくとも俺がみてきたライブでは言ってなかったかな
でもきっとnoyが影響を受けた先輩のバンドが
同じような場所に立ったらするであろう事、
言うであろう事を代表して言いに来ているようにも見えた
まあちなみに俺はKNOT FESTで
その感覚で反原発・戦争反対をうったえたら
めちゃくちゃ叩かれましたけどねwwww
(wとか使ってるけど普通に少し凹んでましたwww)
はい、脱線終了
チェリコはアイリッシュで勝ち抜いて来た
王者のステージングで、
noyは失うものなんかないぜって感じの
チャレンジングスタイルで、
どちらもキラキラしていた
MEANINGのライブはというと…
僕はほぼ記憶にありません
なんか集中してたのか分からないけど
たまに気がついたら終わってしまってて
いまいち記憶にない日があります
沼津はそんな日でした
(どんな日だよ、わかんねーよ)
打ち上げの様子は今ぼんやりと思い出したw
noyのセージと遊んだりしてたなぁ
(今思えばマジメな話もしておくんだったなぁ)
そして次の日があるという事でこの日は早めの解散だった
noyとTHE CHERRY COKE$とMEANINGでやれた
個人的にはすごくうれしい1日でしたとさ
■150TOUR Day#7
2014.12.14 横浜FAD
w/ THE CHERRY COKE$, Community Trust, 反好旗
この日もチェリコは前日に引き続き一緒にきてくれました!
しかし、この都内近郊の連チャンってホテルとるわけでもないから
一旦家に帰るけど、また数時間後には家を出ないといけないっていう
関東近郊ツアーの時に起こる、
【意外と身体がきついねん】の典型的な日でした
でもチェリコは疲れていながらも楽しく過ごしてくれたし
何よりもライブがすさまじかった
ハードコアメンツの中でも全く関係なかった
でもGt.のマサヤさんは横浜よりも沼津の日の方がオジーでした
メンバーが変わって
本来自分のパートじゃないパートを練習して
それを今まで応援してくれてる人たちに見せて
そして納得させる事の大変さは尋常じゃなかったと思う
華やかでも《バンドマン》でいるチェリコを尊敬する
またやりたいなぁ、ツーマンとか
Community Trustはねぇー
川口くんか宗ちゃん(THRH)に教えてもらったんだよね
で、ライブ見て
『日本のシャイルーだぁ!』
とか騒いでたんだよなぁ
ボーカルの人こえー!
とか、俺はいつもマミちゃん(当時のmeaningのBa)とか
よっくんに言ってた気がする(笑)
でも本当にこわかったんだから
かぼちゃ屋でagainst one's wellとの企画だったのか
ナツメさんの企画だったのかもはや定かではないけど
一緒にやらせてもらったのは…
多分2006年とかだった気がする…
(くそ曖昧)
なんにしても
俺らは当時のCommunity Trustには
きっと何一つ爪痕を残せなかったのは確かだった
特にボーカルとしての俺は
それから7、8年の年月を経て
こうしてMEANINGのツアーに参加してくれる事となった
正直この日はオープンから緊張していた
ボーカルのキムさんとは俺が緊張してたので軽く挨拶を
ドラムのナリサワさんとはたっくさん話した
(何を隠そうナリさんは大先輩なのにMEANINGファンを公言してくれているのだ)
そして
この日のCommunity Trustは半端じゃなかった
俺がガキの頃に
まだニュースクールとかも知らないくそガキを
吹っ飛ばしてくれたあのCommuity Trustがそこにはいた
危なっかしい内容のMCも含めてコミュニティだったなぁ(笑)
本当に最高だった
こんな後輩のツアーに力を貸してくれてうれしかった
反好旗は昨年夏のトラックツアーのファイナルに呼んでからの流れで
次はライブハウスに呼びたいし
やりたいなーと思ったから横浜という彼らの地元出てもらった
vo.のコースケを見ていると
数年前の自分とすごく重なる
自分のいる場所から
外へ出て行こうとして
もがく度に成長していくコースケを見てるのが楽しい
正直昔はコースケだけのバンドだと思っていた
(コースケにも伝えた)
でも、ここ数年はメンバーそれぞれの個性が出て
それが確立することによってコースケの良さが
更に際立っていると
やっぱりバンドはメンバーに活かし、殺されるんだなぁと思った
いいライブだった
いい心意気だった
この日のMEANINGはどうだったのかなぁ
なんかたまーにライブの記憶がポコンとない日があるんだよね
楽しかったのはちゃんと覚えてる
(楽しくなかった日の事もちゃんと覚えてる)
ライブ終わった後にFADのナツメさん(ex-かぼちゃ屋)に
今までで一番褒めてもらえたのがくそあがった
俺らのやろうとしている事
変わろうとしている事を
理解しようとしてくれて
認めてくれていた
間違ってないからツアーを続けようって強く思えた言葉だった
Community Trustのメンバーや
キムさんからも
短いながらもうれしい言葉をもらった
当時の話とかもできたし
この日のライブ中の記憶がうっすらあるとしたら
自分たちの熱がフロアに帯びていくのを感じれて
すごく快感だった
この辺からツアーをすることを
本当の意味で楽しめるようになっていた
150TOUR Day#8
2014.12.20 八戸ROXX
w/ DRADNATS, Dr.downer, Re:Turn
この場所をなんとかツアーに入れたくて
すでに寒いけど、
本格的に寒くなる前にね
って事で同世代2バンドを連れていってきました
前回ツアーで来た時と同じく地元のRe:Turnがサポートしてくれた
というかサポートって言い方に悪意は全くないけど
彼らはサポートではなくきちんと対バンしてくれた
なんか言葉に、歌に説得力が出てて
見ていて前に行かざるを得ないほどだった
だからTシャツを買わせてもらって
ライブで着させてもらった
DRADNATSとdr.downerは
プライベートでも遊ぶけど対バンもする
数少ない同世代
なんか根っこが近いし
この人たちと行ったら楽しいだろうなって思って
誘ってみた
結果…楽しかった
MEANINGのライブは
新しい曲と古い曲のテンションのすり合わせがうまくいってきたのか
良いテンションでやれた
ROXXで気持ち良いライブをやれると
なんとなくだけどいつもより
『やってやった感』が出るw
ドクターダウナーは八戸初めてだったみたい
次からのツアーであいつらが来るようになったら誉めてくれ
タムラさんも喜んでたし
ユキさんも楽しそうにしてくれてた気がする
最高だった
あ
一個思い出した
登場SEが流れなくてベンジーが凹んでたんだった
ベンジーってのはMEANINGの音響PAです
そこにローディの横チンを含む7人で主にツアーをまわってます
で、ベンちゃん凹んでたから
珍しくライブ終わりで話したというか
ちょっときつい言い方をしてしまった
気持ちがなくなったら
技量もくそも関係ないんだってことがわかってほしかった
こんな感じで7人家族でツアーをやってます
150TOUR Day#9
2014.12.21 石巻Blue Resistance
w/DRADNATS, Dr.downer
こんな俺やMEANINGの事を家族と言ってくれる人たちがいる
そんな土地、石巻
ライブ中、MCの間でも
【おかえり〜】
って声が飛んできたり
はからずしも笑顔がこぼれてしまいそうになる
つ
ま
り
ライブが楽しかったって事
今書きながら思ったんだけど
セットリスト見直したらもっと思い出すんだろうな
ま、しないけどw
カタカタしながら
思い出せる範囲で書くのがこのブログのモットーだから
(今勝手に決めた)
Dr.downerのライブはそれはそれは素晴らしかった
きちんと自分たちのライブをやりながら
イノマティの
思わず心の声が出てしまうようなMCがたまらなかった
ありがとう
ダウナーみたいに同世代だけど違う場所で戦ってるバンドはいつも応援してる
DRADNATSはツアーが終わって脂の乗った状態で来てくれた
来たばっかりだし
またツアーですぐに来る予定との事だ
ばかだなーって思ったけど愛すべきレーベルメイトだなと思った
DRADNATSともいつかツーマンやってみたいな
ヤマケンとは鳴らしてる音は違えど志は同じなんだと思った
そういえば今上がってるツアームービーも
この八戸と石巻のあたりだから
ライブの雰囲気とか八戸ROXXがどんなに素晴らしい場所かを
知りたければぜひ動画をみてください
それではまた次回!
text by HAYATO