H なんだろうなぁ、そういう感じを出したら絶対カッコ悪くなると思いません?だから、デザインで好きなことやらせていただいてます。
K 音楽で訴えるつもりは元々ねぇってことよな。だって、かわいそうだと思うよ。ホンゴリアンなんてさぁ、立ち姿がみっともないから面白いわけじゃない?
--自分で映像観てどう思うの?
H いや、いいんじゃないすかね。
一同 (笑)
--みっともないとは思ってないと。
H いや、みっともないとは思うけど、最近慣れましたね。
I 全力だからね、とにかく。
H うん、そうかも。俺、別に人の上は歩けないし。
一同 (爆笑)
K ハンパねぇ!でも、できっかもしんないよ?ボッコボコにされると思うけどね(笑)。その代わりに、アンドリューが棺桶状態になって人の上をつぅ~っと気持ちよさそうに。俺、イントロとか弾いてんだぜ?(笑)なのに、アンドリューはお客さんの上にいんの。
I アンドリューはスキ見せるとすぐ(客席に)行っちゃうからね。名古屋で1曲だけ飛び入りした時も、曲のケツのところで「なかなか終わんねぇな~」ってアンドリューの姿を探したら客席の中にいるっていう(笑)。
--アンドリューはそこでなんで客席に行っちゃうの?
A いや~、俺、自分のことをフロントマンだと思ってやってるんで。
一同 (爆笑)
A ボーカルよりも目立とうとしてる。(ライヴの)打ち上げとかでもよくドラムだけで集まってたりするじゃないですか。俺、あんな輪にいたことなんて一回もないし。あの輪にいる奴らってのは、ライヴでもたいてい後ろで目立たないように一生懸命叩いてますよね。ライヴ前に楽屋でパッドを「トコトコトコトコトコトコ…」って。
一同 (爆笑)
K アンドリューね、ライヴ前にスティック握らないのよ。
--へぇ~、なんで?
A だって、ドラムがないのになんで握んなきゃいけないの?って。ライヴ前にピックだけ持ってる人なんていないじゃないですか。
K そこら辺は横山のアティチュードと近いのよね(笑)。俺、Ken Bandでも全然ウォーミングアップしないのよ。けっこう周りにもびっくりされるんだけどさ。それはでもさぁ、エレキなんだから、弦を触ればバーン!って音は出るし、マイクの前で口を開けばアー!って声は出るわけじゃん。それでよくねぇ?みたいな。
H ああ、でも、それ、思う。(ボーカリストでも)タオル咥えてる人とか、マスクしてる人とか、どうなんですかね。
一同 (爆笑)
H (タオル咥えてるフリをしながら)「ああ~っ!」とか言って。
K それもね、人によっては良いんだろうけど、うちらはたまたまそういう感じじゃなかったのかな。
--話を聞いてると色んな人の顔が頭に浮かんでくるんですけど(笑)。
A 練習しまくっちゃってるヤツになんて、ライヴ中に目ぇいかないすから。全然。かっこ良くないし。毎日毎日、パッドを“トコトコトコトトココトコ……”
一同 (爆笑)
A 「そんなにすげぇドラムやるんだ!」と思ってライヴでそいつのこと観てみても、なんにも思わない。他の人に目ぇいっちゃうし。
--そういったイミでアンドリューが好きなドラマーって誰かいる?
A あんまりいないっすねぇ。ハードコアの先輩とか、そっちの方しかいないっすね。
--そっかー。
A だって、俺のドラムって目ぇいきません?
一同 (爆笑)
--いくいく。
A そういうことなんですよ。目がいかないドラマーに限って、打ち上げで輪になってる。
一同 (爆笑)
K ヤバい、その分析。じゃあ、次はイソちゃんかな。
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