22.09.16(金)東京
新代⽥ FEVER
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DISK GARAGE
TEL: 050-5533-0888 (平⽇12:00〜15:00)
次世代のメロディックシーンを担う存在と期待されていたKUZIRAがPIZZA OF DEATH RECORDS移籍第1弾として 昨年5月に放った1stフルアルバム『Superspin』は、悩みや苦しみを経て突き抜けた会心作であった。当然、リリースツアーでさらなる旋風を巻き起こすかと思われたが、世間はコロナ禍の真っ只中。厳しいガイドラインを順守しながら、一気に各地をまわるのではなく、数本ずつのシーズンに区切り、ワンマンでツアーを敢行していった。まずはそのツアーを振り返りつつ、そこで感じたこと、培ったモノについて話してもらった。
-- 昨年5月に1stフルアルバム『Superspin』を発表した後、コロナ禍で先行きが不透明なこともあり、リリースツアーはシーズンに分けてワンマンで行いましたよね。振り返ってみて、いかがですか?
熊野和也(Ba/Vo):『Superspin』の制作に取り掛かる段階では、47都道府県をまわりたいと考えていたんですよ。でも、状況的に難しいし、対バンもつけられない。もし、ライヴがキャンセルになったとき、その補償もできないですからね。で、ワンマンツアーになって、初めてのことばっかりだったんですけど、個人的にはコロナと向き合ったツアーになったんじゃないかと思ってます。ガイドラインを順守するのが条件で、そうじゃないと僕もライヴができなかったので。
シャー:D(Dr): 時期的にも難しいタイミングだったと思うんですよ。ツアーをまわってるバンドも周りにはいなかったし。でも、何かできる形があるんじゃないかなっていうことでツアーをやりました。だから、やれることはやろうっていう気持ちだったし、後ろ向きな気持ちはなかったですね。それこそ、ツアー自体、まわれるかどうかっていうのもあったし。
末武竜之介(G/Vo): そうだったね。
シャー:D: 実際、今まで通りのツアーはできなかったけど、ツアーというモノができること自体が嬉しくて。
-- そういったツアーだったからこそ、感じられたことはありましたか?
末武竜之介: 正直、PIZZAからの一発目のフルアルバムだし、(お客さんが)めちゃくちゃになるライヴハウスが良かったんですよね、ホントは。悔しかったし、「なんだこりゃ?」って最初は思ってたんですけど、ガイドラインを守ったライヴをすることで、演奏とかもみんなちゃんと聴いてるし、音もしっかり作らないといけない。半端な音だったら、お客さんの耳が痛くなっちゃったりもするし。音やプレイに対する意識は今までのツアーとは比べ物にならないぐらい、ちゃんと向き合えましたね。
-- しっかり聴いてもらえる分、演奏や音作りに対する意識が上がったという。
シャー:D: あと、マスクはしてますけど、お客さんの表情も後ろの方までよく見えるんです。だから、「後ろの方まで届けたいな」っていう意識を持ってライヴができたり。それは、ああいったガイドラインがなかったら気付けなかったかもしれないし。発見があるツアーでしたね。
-- ツアー初日、渋谷Spotify O-EASTでのMCで「初めてパンクを聴いた衝撃、ライヴハウスで爆音を聴いた衝撃が今も忘れられなくてステージに立っています。今度はオレたちがその衝撃を与える番」と末武さんが話されてましたけど、そういう反応もわかりにくいのかと思ってました。
熊野和也: いや、わかりますね。
末武竜之介: わかるし、マスクしてるとみんな可愛く見えるのもあって。
一同: ハハハハ(笑)。
末武竜之介: 想像力が膨らむし、モチベーションはアガりましたね。
熊野和也: むしろ、マスクをしてた方が……
-- そこまでは言っちゃダメです(笑)。
熊野和也: そうですよね、そんなことないですもんね(笑)。
-- ツアーの中で印象深い出来事だったり、無事に終わった今だから笑い話にできることはありましたか?
シャー:D: 笑い話って言ったら、九州をまわってたとき、鹿児島の後にオフが2日間あって、福岡という日程だったんですけど、スタッフのスケジュールミスでそのオフの2日目に名古屋でやるHEY-SMITHのライヴにゲストとして出るのが入ってて。
-- 凄い移動距離ですよ。
末武竜之介: マジでキツかったです。
熊野和也: あれはヤバかった!
シャー:D: オフ1日目に飛行機で名古屋へ移動して、次の日にライヴをして。そこから、朝まで打ち上げがあって、ホテルでちょっと休んで、飛行機で福岡へ向かい、そのままライヴっていう。
-- しかし、どうしてそんなことになったんでしょう?
熊野和也: HEY-SMITHとのライヴはかなり前から決まってたんですけど、みんなで共用してるカレンダーに入れ忘れてたんですよね。で、スタッフから「リリースツアーを組みました」って言われてスケジュールを見せてもらったら、こうなってました(笑)。
-- HEY-SMITHの猪狩さんがやられているYouTubeチャンネルにゲストで出た際、「HEY-SMITHはオリジナル曲をやるキッカケになったバンド」と話されてましたぐらいですし、絶対に出たいですよね。
熊野和也: そりゃ、そうです。
末武竜之介: だから、オフで良かったっていう。
シャー:D: たしかに、たしかに。
-- また、KUZIRAは配信ライヴにはあんまり手を出さなかった印象があります。
末武竜之介: 昨年に1回、adidasのイベントでやったぐらいですね。
-- コロナ禍に入って、配信ライヴはスタンダードな選択肢のひとつにもなったじゃないですか。
末武竜之介: それもあって、1回やってみようってことになったんですけど、あのライヴはカメラの後ろにめちゃくちゃ大人がいて、緊張もしたし、何か違うなとも思って。
熊野和也: しかも、後ろで観てる人たちって、音声が入っちゃダメだから、無反応なんですよね。MCで何か喋っても真顔(笑)。空気も凄くて。
シャー:D: 気持ちをどこにぶつけていいかわからないのもあったよね?
末武竜之介: そうそう。
-- 実際、難しさはありますよね。では、ツアーに話を戻しますが、コロナ禍と向き合ったストイックなツアーを経て、何か変わった部分はありますか?
末武竜之介: 以前は自分たちのバンドの話だけをしていたのが、シーンのことについても話すようになりましたね。例えば、モッシュやダイブのマナーの問題や歳下のバンドのフックアップ、逆に先輩バンドに食いつこうとか、メロディックのシーンを盛り上げたいとか、話す内容の視野が広がった気がします。
-- バンドとして責任感が増してきたような。
末武竜之介: リリースしてもPIZZA OF DEATH(のバンド)って実感があんまりなかったんですけど、ツアーをまわると全国各地で「こんなにPIZZA OF DEATHのファンがいるんだ!?」ってわかって。そういう人たちがいろんな想いを抱えてバンドを待ってることもめっちゃ感じたし、そこから責任感を持つようになりましたね。ただ、レーベルの為っていうよりは、自分たちがもっといいバンドになる為に、という認識ではあるんですけど。
熊野和也: そういう責任感みたいな部分だと、ガイドラインを順守してライヴをするっていうのが、今となってはそうじゃない友達のバンドとかもたくさんいて。
-- 難しいところですよね、それは。
熊野和也: もしかしたら、僕らは寒かったのかなとか、パンクとしてはどうだったのかなとか、いろんなことを考えたんです。でも、そういったことを踏まえても、PIZZA OF DEATHが僕らがバンドを長く続ける為に活動の方針を示してくれたので、そこを信じてやっていったし、それは間違ってなかったと思います。
-- 他には何かありましたか?
シャー:D: あと、僕が加入してから初めてのツアーだったのもあって、2人の人間性っていうか、「あ〜、そういう感じね」みたいなことがたくさんあって(笑)。
末武竜之介・熊野和也: ハハハハ(笑)。
-- ツアーみたいな環境だと素の部分が出やすかったりもしますしね。
シャー:D: だから、「結構、普通に遅刻するんだ?!」とか(笑)、そういう人間的なところもよりわかるようになりました。
-- 先日、SATANIC CARNIVAL 2022でライヴを観させていただいて、ステージでの立ち姿が凄く堂々とするようになったなと感じたんです。バンドとして自信が出てきたり、いいライヴを積み重ねてきたんだろうなって。そういった実感はあったりします?
末武竜之介: 以前より考えるようになりましたね、ライヴ前に。
シャー:D: たしかに、意識のすり合わせだったり、スタンスの確認だったり。
-- それは「どういうライヴをしようか?」みたいな。
熊野和也: まさにそうです。
シャー:D: 「ここのキメはこうしよう」とかじゃなくて、会場全体の雰囲気を見て、「何に向かって、何をぶつけようか?」みたいな。
末武竜之介: ここに何の為に来たのかとかも話すし、メンバー間のコミュニケーションが増えましたよね。
-- 具体的に話せるようなエピソードはありますか?
熊野和也: 例えば、HEY-SMITHと対バンした日とか、そういうのが顕著な日でしたね。僕らはHEY-SMITHのことが大好きで、HEY-SMITHがキッカケでオリジナル曲を作り出したから、「そんなオレらが作った音楽はHEY-SMITHのお客さんにも届くはず。これはアウェイじゃない、敵じゃない」って気持ちでステージに立ったりして。
-- そういう意識の共有って大事ですよね。
熊野和也: そういう確認をずっとしてたから、ツアーを通して、めっちゃ(ライヴが)悪い日っていうのはなかったんですけど、もしダメな日があったとしても「ここがダメだったな」ってはっきりわかったんじゃないかなと思います。
-- SATANIC CARNIVAL 2022のMCで末武さんが「7年前、観客側にいた男たちが今、ステージに立ってます」と話してて。それも凄く印象的でした。
末武竜之介: これって、凄くないですか?(笑)
-- いや、凄いし、シーンを繋げていきたいというSATANIC CARNIVALの理念に通ずる話だと思いますよ。
末武竜之介: お客さんとして暴れてた、ただ楽器やってたヤツがステージに立ってるって、めっちゃヤバくない?
熊野和也: ヤバいよね。
末武竜之介: 僕はそういった体験からバンドを始めたので、僕らの姿を観て「バンドしてえ! KUZIRAと対バンしたい!」って人が現れたら最高じゃないですか。繋がってるって感じするし。
-- そのライヴで新作『Pacific』のリリースを発表しましたよね。ただ、フルアルバムを作るのは物凄くたいへんなのに「そんなにサラって言うんだ!?」とは感じたりもして(笑)。
末武竜之介: たしかにな〜(笑)。
熊野和也: でも、例えたいへんだったりしても、それはお客さんには関係ないことっすからね。
-- 多くのバンドの場合、フルアルバムのリリースは告知の告知をして発表するようなモノじゃないですか。
シャー:D: たしかに(笑)。
-- SNSでも告知をしましたけど、凄く中途半端な時間帯だったりもして。
熊野和也: あれはMCで言った瞬間でした。だから、お客さんの反応も「何でこの時間?」みたいな(笑)。
末武竜之介: でも、やっぱりライヴで直接言いたかったんですよね。
interview by ヤコウリュウジ
Vol2へ続く...
完成した新作『Pacific』は2枚目となるフルアルバム。『Superspin』からのスパンを考えれば異常に早い。KUZIRAらしく短い曲が顔を揃えてはいるが、それでも14曲というボリュームであり、まさかこのタイミングでフルアルバム!?といい意味で予想が裏切られた人も多かったのではないだろうか。2回目となるこのインタビューではフルアルバムというサイズへのこだわり、平和を意味する『Pacific』というタイトルをつけた流れやグッドメロディーがループするタイトル曲「Pacific」の制作秘話を中心に語ってもらった。
-- 『Superspin』から1年2ヶ月、今年の2月までツアーをやっていたから、まさかこのタイミングで新作がフルアルバムだとは想像していなかったんです。やっぱり、フルアルバムという形にこだわりがあったんですか?
末武竜之介: 個人的にフルアルバムがいちばんカッコいいと思ってて、それだけの理由っすね。『Superspin』をレコーディングしたとき、(スタッフと)「次はいつ出す?」って話をしたんですけど、「フルがいいです」って言ってましたから。ただ、「今の勢いを落とさない為にも1年後に録ろうか?」と言われて、「マジか!」ってなりましたけどね(笑)。
熊野和也・シャー:D ハハハハ(笑)。
末武竜之介: 曲のストックは何もなかったし。でも、フルがいいって自分で言ったんで、頑張ろうと思いました。
-- そういう話になったとき、お二人はどう感じました?
シャー:D: まあ、力は入れましたよね(笑)。
-- そうですよね(笑)。
熊野和也: でも、曲を作るのは竜なんで「頑張れ!」って感じもあって(笑)。
シャー:D: そこはそうだもんね(笑)。
-- それこそ、『Superspin』をリリースする際にインタビューさせてもらったとき、熊野さんが「キャリアはオレたち浅いけど、そんなに若くもないし、時間を無駄にできない」って話をされてたじゃないですか。だから、リリースのスパンが短いのはスピード感を大事にしてたのかなとは感じました。
熊野和也: そうですね。やっぱ、(コロナ禍で)2020年っていう1年間は無駄にしてますし。ここから濃くしていかないといけないっていうのは『Superspin』のときも今も感じてます。時間は無駄にできないなって。
-- 『Supespin』を作り終えてストックがなかったという話ですけど、フレーズやネタぐらいはあったんですか?
末武竜之介: 一応、「How You Feel」のメロディーだけはありました。他は何もなかったですね。
-- ということは、ツアーをしながら曲作りを進めていったような?
末武竜之介: でも、僕らは取り掛かるまでがめっちゃ遅いんで、いつぐらいかな、秋ぐらいだっけ?
シャー:D: たしか、そんな感じだった気がするな。
-- コロナ禍でツアーができなかったバンドは「リリースツアーを終えないと区切りがつかなくて次回作へなかなか向かえない」と話すことも多いんですけど、そのあたりは?
末武竜之介: 最初の話に戻るんですけど、ツアーをシーズン毎にやったから、それぞれで区切りがついていったところもあって。そこは良かったかもしれないですね。
-- ひとつのシーズンで何本かツアーをしたら、そこで区切りをつけて制作をし、またツアーへ向かっていくような。
末武竜之介: そうでしたね。
-- ツアーをまわっていたからこそ生まれたようなアイデアやメッセージはありましたか?
末武竜之介: 歌詞の面では、みんなでライヴ前や機材車の中で話したことが元ネタになったりもして。ツアー中って、パワーワードみたいなのも生まれるじゃないですか。それを歌詞に入れたりしましたね。
-- では、完成した新作の印象や手応えについてはいかがですか?
熊野和也: 今回、個人的にはライヴでやりたい曲がかなり増えたなっていう感じがしてます。
シャー:D: 結構いろいろ試したというか、やってみたイメージがあって。バンジョーや鍵盤、ボイパを入れてみたりとか。そういう「これ、やってみよう!」っていうのが凄く面白くまとまってるなって。あと、いろんなキャラクターの曲がありますよね。
末武竜之介: 制作期間が短かったのもあって、僕の好きな曲を作ろうと考えてたんです、今回は。だから、いちばん好きっすね(笑)。
熊野和也・シャー:D ハハハハ(笑)。
末武竜之介: あと、甘いメロディー、いいメロディーをとにかく入れようと思ってたんで、そこに関しても今まででいちばんいいっすね。
-- シャー:Dさんのお話にもあったように、1曲1曲のキャラクターが強い印象があって。それと、KUZIRAは短い曲の中にいろんな要素を盛り込みながらキャッチーに仕上げるバンドだなと思ってたんですけど、今回はいいメロディーを表情豊かな歌声とリズムの抑揚で持っていく曲が多いなっていう。
熊野和也: たしかに、1曲に盛り込む感じはあんまりなかったかもしれないですね。今になって振り返ると、この曲はこういう曲っていう。
末武竜之介: たしかにそうかも。
-- それが象徴的だなと感じたのがタイトル曲でもある「Pacific」なんです。シンプルすぎる構成になってて、グッドメロディーはリピートにも耐えられる証明にもなってると思ったり。これはサビと大サビしかないっていう表現で合ってるんですかね?
末武竜之介: そうっすね(笑)。
熊野和也: 繰り返されるAメロとサビが一緒のメロディーですからね(笑)。
シャー:D: だから、曲構成を説明するのが難しいんですよ(笑)。
-- いいメロディーがループしてる曲なんだけど、聴いた印象としてはあんまりそう感じることもなく、展開が感じられるようなところもあって。思い切りの良さにも驚いたんですけど、どうしてこういう構成になったんですか?
末武竜之介: もともと、Aメロだけがある状態だったんです。そんなとき、箱根へ温泉旅行に行って貸切状態で露天風呂に入ってたら、そのAメロの音程をちょっと上に持っていったら意外といいなって思いついたんですよね。だから、こういう構成になったのはたまたまだったりもして。でも、サビっぽい感じは出したかったから、(音程の)高低差は意識しました。
-- そうだったんですね。凄くクセになる曲だし、どういった発想だったのか気になってたんです。
末武竜之介: もっと始まりでいくと、『Superspin』を作ったときに「エモを聴いた方がいいよ」ってPIZZAのスタッフに言われて。そこからいっぱい聴くようになって、この曲が生まれました。全然(雰囲気は)違うんですけど。
熊野和也: そうなんや!(笑)
-- エモっていうと、どのあたりのバンドを聴いてみたんですか?
末武竜之介: The Get Up KidsやThe Promise Ringみたいな王道バンドもそうですし。あと、Comeback my daughtersのCHUN2さんがエモにめっちゃ詳しくて、バーっとめっちゃいいバンドばっかり教えてくれて、それを聴いてたらできましたね、「Pacific」が(笑)。
-- エモのエッセンスがどこかに……
末武竜之介: あるみたいっすね(笑)。
-- この「Pacific」はサウンドやメロディーもそうですけど、メッセージとしてもシンプルに強い意思表明をしてますよね。Pacificという言葉自体には「穏やか」や「平和的」等、いろんな意味があります。コロナ禍もそうですし、今年は軍事侵攻が起こってしまったりもして、考えることが多かったと思いますが、どういったところから出てきたモノなんでしょうか?
末武竜之介: 何か、『Superspin』は怒りっていうモノが軸にあったような気がして。思うようにいかないこと、パンクってモノを自分なりに考えた結果、怒りが原動力になって完成したんです。で、そもそもその怒りはどうして生まれたのかを考えたら、平和や優しさが根底にあって、それを守る為に生まれるエネルギーだったりもするじゃないですか。
-- たしかにそうですよね。外的な作用だったり、比べるモノがないと怒りは生まれないですし。
末武竜之介: だから、そこから平和をテーマにしようと思ったんです。そう考えたとき、KUZIRAっていうバンド名から海に繋がって、母なる海って言葉があるように、海は平和の象徴でもあるし。あと、今回の新作はポップパンクっぽい曲が多いと思うんですけど、もともとシャー:Dくんがポップパンクが好きで、僕も好きだったんで「そういう曲をやろう!」と思ったとき、ポップパンクと言えば西海岸、広がるのは太平洋だし。いろんなことが繋がってきて、「Pacificって言葉が全部合うな」って。
-- やっぱり、タイトル曲ということは、作品の軸や中心になりそうだなという感触があったんですか?
熊野和也: この曲は早い段階でできたんですよね、たしか。
シャー:D: そうだったね。
熊野和也: でも、その時点で作品の中心と決まっていたかと言えば、そうでもなかったような。
シャー:D: たぶん、ミックスをしてる段階で「この曲かな?」みたいな話をしたような気がします。
末武竜之介: ただ、僕の中では熊野に聴かせたときに「これがいちばん好きかも。リード曲でしょ?」って言ってくれたことがキッカケだったりもするんです。曲を作り過ぎて訳がわからなくなって、メンバーがいちばん最初に聴かせるお客さんみたいな状態になるじゃないですか。そこでそう言ってくれたりしたんで。
-- じゃあ、熊野さんはピンとはきてたんですね。
熊野和也: そうでしたね。何かもう、メロディックっぽいフロアがパッと浮かんだのがこの曲ではあったんです。
-- 新作の冒頭を飾る「Control」も看板になりそうな印象があるんですけど、そのあたりはどうですか?
末武竜之介: この曲がいちばん最初にできた曲でしたね。1曲目になる曲っていちばん難しいんです。作品の方向性にも関わるところだし。
-- 「Control」はインパクト大だと思いますよ。KUZIRAのおいしいところがギュッと詰まってると感じました。
末武竜之介: 僕らの持ち味って8ビートでグッドメロディーのメロディック曲だと思ってて。その最高傑作を作ろうと思ってましたね。だから、僕的には「これだろ!」って手応えがあります。
-- いい意味で作品のハードルを上げてくれる始まりですよ。
末武竜之介: これまでリリースした作品の1曲目は短い2ビートの曲ばっかだったんで、あえてそこは8ビートでいこうっていう話はメンバーともしましたね。
interview by ヤコウリュウジ
Vol3へ続く...
新作『Pacific』にはKUZIRAが考える平和であったり、バンドとしてのスタンスが投影されている曲が多く詰め込まれているが、もちろんそれだけはない。くだらないことを全力で叫ぶショートチューンやネガティブな感情を吐露するような楽曲もある。だからこそ、浮世離れせず、しっかりとリアリティを持ち合わせ、心に鋭くささる作品となっているのだ。3回目となるインタビューでは、いくつかピックアップした曲に対してのコメントやメンバー3人それぞれが選ぶお気に入り曲とその理由に加え、確固たる意志と野心を持って臨むツアーについて話してもらった。
-- あと、「Way Of Life」も力強いなと思いました。「Pacific」で感じたマインドに通ずるところもあるし、削ぎ落としたいい曲だなと。
末武竜之介: この曲はもともとサビがボツというか、僕の中ではどの曲にも当てはまらないメロディーだったんです。でも、曲作りの合宿で集まったとき、メンバーに聴かせたら「めっちゃいいじゃん!」って言われて、その場で肉付けしていって。初めて3人でイチからアレンジした曲になりましたね。
-- 基本的には末武さんが形にした曲をスタジオへ持って行って、みんなで削ぎ落とすという話でしたよね。
末武竜之介: そうっすね。でも、この曲はほぼ熊野とシャー:Dくんがアレンジしていった感じです。
シャー:D: メロディーが良かったんですよ。だから、テンションもアガって「ここはこうかな?」って試していったらトントン拍子で形になったみたいな。
熊野和也: そう言えば、竜がボツにしたネタを聴くのも初めてでしたね。あれは飯を食った後だったかな、ひと休みしてるときに聴かせてもらったんですけど、「これがボツじゃダメでしょ!」ってなって。
-- そうメンバーから言われるのは嬉しい?
末武竜之介: 嬉しかったですね。ホントにずっと作ってると訳がわからなくなるんで、客観的に評価してもらって良かったなと思いました。
-- ちなみに、メンバーそれぞれお気に入りの曲はありますか?
シャー:D: どれだろう……やっぱり、カバー曲の「Everywhere You Look」っすかね。めっちゃいいし、いちばん再生してます(笑)。
末武竜之介・熊野和也: ハハハハ(笑)。
-- いちばん好きなのがカバー曲って言われると反応に困るところもあるんですけど(笑)。
シャー:D: ハハハハ(笑)。いや、これがいい感じになったと思ってて。
末武竜之介: 良かったよね。
-- これはドラマ『フルハウス』のオープニングテーマですけど、皆さんは世代ではないですよね。
シャー:D: いや、再放送とかで観てました。
末武竜之介: 再々々放送ぐらいかもしれないけど(笑)。
熊野和也: この曲をやろうってバンドに持ってきたのがシャー:Dくんなんですよ。
-- それで選んだんですか?(笑)
末武竜之介: 自分の手柄か!(笑)
シャー:D: いやいや(笑)。
-- どうしてこの曲をセレクトしたんでしょうか?
シャー:D: 何人かでドライブをしてたとき、たまたま橋を通りそうになったんですよ。そのとき、「あっ、『フルハウス』のオープニングテーマを流したい」と思って。
-- 実際のオープニング映像だと、オープンカーで橋を渡ってますよね。
シャー:D: 乗ってたのはオープンカーではないんですけど(笑)、実際に流したらビビッときて、「KUZIRAがカバーするならこれだ!」って。
-- この曲って、最初は子供が愚痴を言ってるけど、そこに大人が「もっと世界は広いんだよ」って伝えるような歌詞じゃないですか。コロナ禍で閉塞感を覚えてる若い人に届けたいメッセージでもあるし、そういう理由なのかなと想像してたんですが、キッカケはもっとシンプルだったんですね。
シャー:D: そうでしたね(笑)。で、すぐ次のスタジオでメンバーに伝えたら「めっちゃいいね!」ってなりました。
末武竜之介: ドンピシャだったよね。
-- アレンジとしてもメッセージとしてもいいセレクトだと。
末武竜之介: うん、そうですね。
-- では、他のお二人はいかがですか?
熊野和也: 難しいな〜。「Control」か「Way Of Life」か「Overload」で迷うんですけど……「Control」ですかね。コーラスもいちばん気持ちいいです。
末武竜之介: この作品を作るとき、甘いメロディーやグッドメロディーをめちゃくちゃ入れようと考えてたんで、その点でいくと「My Roon」がいちばんかなって。ライヴで盛り上がるような曲ではないかもしれないんですけど、曲としてはメロディーを引き立たせるシンプルな構成だし、サビの感じや展開もいちばん好きですね。
-- この作品の中に「My Room」が入ってるのが凄くいいなと感じていて。迷いや諦めを少し吐き捨てるようなニュアンスで歌っていて、決してポジティブな曲ではないですよね。ただ、これは偏見かもしれないですけど、前向きないいことばっかりを歌うバンドって、何だか信用できないじゃないですか(笑)。
末武竜之介: わかります(笑)。
-- だから、「そんなときもあるよな」っていうメッセージが沁みるメロディーで伝わってくるから、他の曲のリアリティや説得力も増すし、作品の中で大事な役割を果たしてると思います。
末武竜之介: 世の中には「頑張れ!」とか「夢は叶うぜ!」みたいな曲もいっぱいあると思うんですけど、全然共感できないんですよ。で、ちょうどめちゃめちゃ悩んでる時期で、自分の部屋に籠もって曲を作ってたんですけど……何だろうな、そういうネガティブなメッセージの方がたぶん聴いてる人に寄り添えるし。こっちの方が現実味があって、僕の世界観というか、頭の中をいちばん表現できてるのかなと思います。
-- そういった中で「F Is For Fuck」みたいなふざけたショートチューンがあるのもKUZIRAらしいですよね。
末武竜之介: ふざけたくなっちゃうんですよね(笑)。
-- 緊張と緩和と言ったら大げさかもしれませんが、全部が全部、真っ当にこられると疲れるところもありますし。合間に何も考えなくていい曲があるのがいいんですよ。
末武竜之介: ありがとうございます。フルアルバムの流れの中では、こういう曲があった方が飽きないですよね。
熊野和也: あと、2ビートの速いショートチューンじゃないのが良かったというのもあって。
末武竜之介: そうそう!
熊野和也: 8ビートのショートチューンですからね。
-- そこもKUZIRAらしいアプローチですね。
末武竜之介: ハイスタとかも速くて短い曲があるじゃないですか、フルアルバムだと。ふざけた歌詞を含めて、そういう曲がある方が楽しいですよね。
-- そして、気になるのがラストを飾る「Get Along Just Fine」。こういったゆったり漂うような曲がくるとは思ってもいませんでした。
末武竜之介: 割と最後の方にできたんですけど、Minamiさん(Ken band/ember)と一緒に作ったんですよ、この曲。
-- えっ、そうなんですか!?
末武竜之介: それもあって、古き良き感じになっていったんですけど。
-- Minamiさんと一緒に作ったというのは、どういった経緯なんですか?
末武竜之介: 前々から曲作り合宿に来てくれてて。『Superspin』のときも、プロデュースまではいかないんですけど、アドバイスをもらってたんです。で、今回も一緒にやらせてもらって。この曲は元ネタみたいなのを持ってきてくれて、それを僕とMinamiさんでアレンジしていった感じですね。今まで僕らにはこういう曲がなかったので、ピースがハマった感覚もありました。
-- この曲の歌詞は「僕にはこれしか残っていないんだ 僕たちならきっとうまくやっていける」や「自分の自由を守るためにも 他人の自由は奪わない」みたく、自分たちの主義・主張を綴りながらも、「たった一部だけみて批評家気取り? そんなもので僕の何が分かるというんだ」と最後に突きつけるじゃないですか。この感じがKUZIRAっぽいというか、末武さんらしいなと思ったんですけど、メンバーから見てどうですか?
熊野和也: え〜と、ちょっと歌詞を読み直していいですか?(笑)
シャー:D: オレも(笑)。
末武竜之介: CDジャケットに載せるまで、歌詞をあんまり教えないんですよね(笑)。
-- あっ、そうなんですね。
熊野和也: ……なるほど! たしかに竜っぽいっすね。竜ってホントに怒らないんですよ。怒ったところを見たことがないし、他人に対して「自分のことがわかるわけないし」みたいなところがあるというか。そういう部分が出てますね。逆に、オレは「何でわかんないんだ?」って思っちゃうタイプだったりして。「話せばわかるはず」みたいな。
シャー:D: そうですね、竜っぽいっす。歌詞を読んだときにいつも思うのは「こんな風に怒るんだ?」っていうことだったり、意外と(他人に)関心がないように見えて、実はちゃんと見てるんだなとか。
-- そうなると、曲を聴いて歌詞を読んでライヴを観て、っていう方が末武さんのことは理解できるのかも。
シャー:D: そうかもしれないっすね。オレらもそれで知るみたいなところもあるし。ただ、その歌詞にも裏の意味があったりもするから、本当のところはわからないかもしれないです(笑)。
末武竜之介: ハハハハ(笑)。でも、思うんですけど、僕は自分のことを話すのが苦手だし、人見知りだし、自分を表に出せないんですけど、だからこそ音楽をやってるみたいなところがあって。
-- 自分を何で表現しようかと考えたとき、選んだのが音楽なわけですからね。
末武竜之介: そうです、そうです。MCも下手だし、全然喋れないんですけど、「だから、音楽をやってるのに」っていつも思います(笑)。
-- では、ツアーについてもお聞きしますが、今回はどういった形でやっていきますか?
末武竜之介: 『Superspin』のときに本当はやりたかった47都道府県とまではいかないんですけど、それに近いツアーを組みました。ドサ回りをしようってところで、めちゃめちゃやりますね。
熊野和也: ちょっと状況的に難しい土地もあって、そこは次回以降ですね。
-- そうなると、リベンジツアーみたいな意味合いもあって。
末武竜之介: そうです、そうです。
-- そうなると、対バンもアリ?
末武竜之介: はい、前回のツアーではできなかったので。
-- どういったツアーにしていきたいと思っていますか?
熊野和也: メロディックのバンドとして、オーバーグラウンドに挑戦する、そういうところでもやれるっていうのを見せるツアーにしたいんですよ。シーン全体で考えると、メロディックの若いバンドが全然台頭してこないじゃないですか。メロディックのバンドはもういらないのかなって思っちゃったりもしたんですけど、去年の途中ぐらいから「オレらが今、出ていかなかったら、同世代のメロディックバンドも歳下のメロディックバンドも出てこれないんじゃないか?」って考えるようになって。そういう野心を持ってまわっていきたいですね。
シャー:D: さっき、竜が対バンをつけてやるって話しましたけど、せっかく対バンをつけてやるんだから、ちゃんと勝ちにいきたいですよね。ツアーでは初めて行く土地やなかなか行けない土地はもちろん、全ヶ所ちゃんとライヴをしに行った意味を残す、芯のあるライヴをしていきたいです。
末武竜之介: よく「ウチの地元にも来てよ」っていう意見を見かけるんですけど、今回はほぼ47都道府県に行くし、行けない土地もそのうち行くから、「来とけよ。後悔するなよ」って。あと、「このバンド、前から知ってたんだよね」みたいなことも言ったりするじゃないですか。だから、「今のうちに観とけよ。自慢させてやるから」って感じですね。
interview by ヤコウリュウジ
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盛岡 the five morioka
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秋⽥ Club SWINDLE
w/ Paledusk
ノースロードミュージック秋田
TEL: 018-833-7100 (⽉・⽔・⾦ ※祝祭⽇除く 11:00-13:00)
福井 CHOP
w/ AIRFLIP / Stain hung over(OA)
FOB⾦沢
TEL: 076-232-2424
滋賀 B-FLAT
w/ ONIONRING / sly cat girl(OA)
GREENS
TEL: 06-6882-1224 (⽉・⾦のみ12:00-18:00)
F.A.D YOKOHAMA
w/ JasonAndrew
DISK GARAGE
TEL: 050-5533-0888 (平⽇12:00〜15:00)
HEAVEN'S ROCK 熊⾕ VJ-1
w/ OWl
DISK GARAGE
TEL: 050-5533-0888 (平⽇12:00〜15:00)
⽔⼾ LIGHT HOUSE
w/ OWl
DISK GARAGE
TEL: 050-5533-0888 (平⽇12:00〜15:00)
甲府 KAZOO HALL
w/ Dizzy Sunfist
FOB新潟
TEL: 025-229-5000
岡山 CRAZYMAMA 2nd Room
w/ Some Life
YUMEBANCHI(岡⼭)
TEL: 086-231-3531 (平⽇12:00〜17:00)
松江 AZTiC canova
w/ POT
YUMEBANCHI(岡⼭)
TEL: 086-231-3531 (平⽇12:00〜17:00)
奈良 NEVERLAND
w/ UNMASK aLIVE
GREENS
TEL: 06-6882-1224 (⽉・⾦のみ12:00-18:00)
和歌⼭ GATE
w/ HERO COMPLEX
GREENS
TEL: 06-6882-1224 (⽉・⾦のみ12:00-18:00)
神⼾ 太陽と⻁
w/ waterweed
GREENS
TEL: 06-6882-1224 (⽉・⾦のみ12:00-18:00)
松⼭ WstudioRED
w/ COUNTRY YARD
松⼭WstudioRED
TEL: 089-935-8514
LIVE HOUSE CB
w/ COUNTRY YARD
PROJECT FAMIRY
TEL: 092-406-0855
鹿児島 SR HALL
w/ ENTH
PROJECT FAMIRY
TEL: 092-406-0855
宮崎 LAZARUS
w/ ENTH
PROJECT FAMIRY
TEL: 092-406-0855
熊本 Django
w/ S.M.N.
PROJECT FAMIRY
TEL: 092-406-0855
⻑崎 Studio Do!
w/ S.M.N.
PROJECT FAMIRY
TEL: 092-406-0855
鈴⿅ ANSWER
w/ MACVES
RAD LIVE
TEL: 052-253-5162
千葉 LOOK
w/ INKYMAP
DISK GARAGE
TEL: 050-5533-0888 (平⽇12:00〜15:00)
新潟 GOLDEN PIGS RED
w/ TENDOUJI
FOB新潟
TEL: 025-229-5000
⻑野 CLUB JUNK BOX
w/ TENDOUJI
FOB新潟
TEL: 025-229-5000
京都 MUSE
w/ SPARK!!SOUND!!SHOW!!
受付制限枚数: 2枚 / 全電子チケット
■ 受付終了先行
アルバム封入先行
/
オフィシャル 1次先行
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オフィシャル 2次先行
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オフィシャル 3次先行
GREENS
TEL: 06-6882-1224 (⽉・⾦のみ12:00-18:00)
⾼知 X-pt.
w/ FIVE STATE DRIVE
受付制限枚数: 2枚 / 全電子チケット
■ 受付終了先行
アルバム封入先行
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オフィシャル 1次先行
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オフィシャル 2次先行
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オフィシャル 3次先行
デューク⾼知
TEL: 088-822-4488 (平⽇11:00-17:00)
⾼松DIME
w/ FIVE STATE DRIVE
受付制限枚数: 2枚 / 全電子チケット
■ 受付終了先行
アルバム封入先行
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オフィシャル 1次先行
/
オフィシャル 2次先行
/
オフィシャル 3次先行
デューク高松
TEL: 087-822-2520 (平⽇11:00-17:00)
⾦沢 vanvanV4
w/ EGG BRAIN
受付制限枚数: 2枚 / 全電子チケット
■ 受付終了先行
アルバム封入先行
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オフィシャル 1次先行
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オフィシャル 2次先行
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オフィシャル 3次先行
FOB⾦沢
TEL: 076-232-2424
周南 LIVE rise
w/ Track's キャンセル
受付制限枚数: 2枚 / 全電子チケット
■ 受付終了先行
アルバム封入先行
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オフィシャル 1次先行
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オフィシャル 2次先行
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オフィシャル 3次先行
YUMEBANCHI(広島)
TEL: 082-249-3571 (平⽇12:00-17:00)
広島 Cave-Be
w/ Track's キャンセル
受付制限枚数: 2枚 / 全電子チケット
■ 受付終了先行
アルバム封入先行
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オフィシャル 1次先行
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オフィシャル 2次先行
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オフィシャル 3次先行
YUMEBANCHI(広島)
TEL: 082-249-3571 (平⽇12:00-17:00)
静岡UMBER
w/ See You Smile
受付制限枚数: 2枚 / 全電子チケット
■ 受付終了先行
アルバム封入先行
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オフィシャル 1次先行
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オフィシャル 2次先行
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オフィシャル 3次先行
RAD LIVE
TEL: 052-253-5162
柳ヶ瀬 ants
w/ HONEST
受付制限枚数: 2枚 / 全電子チケット
■ 受付終了先行
アルバム封入先行
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オフィシャル 1次先行
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オフィシャル 2次先行
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オフィシャル 3次先行
RAD LIVE
TEL: 052-253-5162
大阪 BIGCAT
w/ ハルカミライ
受付制限枚数: 2枚 / 全電子チケット
■ 受付終了先行
オフィシャル 1次先行
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オフィシャル 2次先行
GREENS
TEL: 06-6882-1224 (月・金のみ12:00-18:00)
恵比寿 LIQUIDROOM
w/ ONIONRING / FIVE STATE DRIVE
受付制限枚数: 2枚 / 全電子チケット
■ 受付終了先行
オフィシャル 1次先行
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オフィシャル 2次先行
DISK GARAGE
TEL: 050-5533-0888 (平日12:00~15:00)
Zepp Nagoya
w/ SHANK
受付制限枚数: 2枚 / 全電子チケット
■ 受付終了先行
オフィシャル 1次先行
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オフィシャル 2次先行
RAD LIVE
TEL: 052-253-5162