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Release Interview Vol.02 1/3 / WANIMA 1st Mini Album [Can Not Behaved!!] 2014.10.22 In Stores!! / WANIMA Official Web Site

'はじめましてのお客さんとどれだけ距離を縮められるか'をテーマにしている(松本健太)

-- そういえばバンド名は、藤原くんが入る前からWANIMAだったんですか?

松本健太(以下、M)そうです。メンバーの頭文字を組み合わせただけなんですけどね(笑)。FUJIWARAのFUを取ってFUNIMAはいけんだろうと。FUJIWARAにWAが入っているから、WANIMAのままでいいんじゃないって。

-- バンド名はどんな意味なんだろう?と思っていましたよ。

M ライヴで対バンの人には打ち上げで、「WANIMAってギリシャ語でこんな意味があるんです」とか言うんですよ。「そんなにカッコイイ意味があるんだ」とか言われるけど、本当はただの頭文字を合わせただけ(笑)。酔っ払いにはちょうどいいネタなので。

-- 確かにギリシャ語でありそうな(笑)。それで藤原くんが加入して、一体感を出すためにスタジオにはどのくらいの期間入ったのですか?

M 藤くんが既存の曲をわりとすぐに覚えてくれて。藤くんなりにアレンジしてくれたから、本当に早かったですね。

藤原弘樹(以下、F)もう暇だったから、映像とかメッチャ観て、聴いて、俺だったらこうするというのを随分と考えていたので。だからすんなりいきましたね。

-- そして新生WANIMAとして初めて出演したライヴは覚えていますか?

M 新宿ACBでしたね。

F 最初のライヴの時、僕はまだヘルプだったんですよ。

M そうだ!実は他にドラムの候補がいたんです。2~3人候補がいて、そこに藤くんも現れたので。

西田光真(以下、N)誰をメンバーとして入れるか、結構悩んだんですよ。

M それで出た答えが、都合のいい先輩だったと (笑)。

-- あはははは(笑)。

M 地方にライヴへ行くときも率先して車を運転してくれるだろうと(笑)。

-- 藤原くんはお兄ちゃん的なポジション?

M 都合のいいお兄ちゃんです(笑)。

F いいんですよ、それで。全然可愛くない弟たち(笑)。

-- でも最初からよっぽどウマが合ったんでしょうね。

M そうでしょうね。俺と光真の長い付き合いの中にもポンと入ってこれたので。

-- それで初ライヴに話を戻しますが、どのような感触を得ましたか?

F 確かズタボロだったよね。

M あ、うまくいかないんだ、と思いました(笑)。そこから3人でいろいろな場所をまわるようになって。最初はお客さんが2~3人で、そこからお客さんも段々と増えてきて。バンドとしても段々固まっていきました。

-- このバンドでやっていける!と確信を持ったのはいつ頃ですか?

F 一番最初にライヴを観たときですね。なんでここでライヴをやっているんだ、と思いました。メチャクチャいいのに、なんでもっと上へバンッといけないんだろうなって。加入前だったけど、絶対にやれると思ったので。

M 藤くん加入して、やりたいことをやれるようになったので。その充実感は半端なかったです。藤くんがバンドを客観的に見てくれるところがあって。バンドの色だったりを分かった上で、いろいろ言ってくれるので。客観的な視点が入ったことがすごく良かったですね。