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Bands

BBQ CHICKENS

BBQ CHICKENS

Hongolian (Vo)
Iso (B)
Ken (G)
Andrew (Dr)

Who ?

突然、2000年に杉並区高井戸で結成。

神出鬼没なライブ活動を展開...してると思ったら、2001年8月、唐突に1stアルバム”INDIE ROCK STRIKES BACK”をリリース。ショートチューンバンドとしては異例の85,000枚のセールスを記録。

その後、「楽しいコト以外やりたくない」という信念の元、MTVの”jackass”に参加、悪ノリで作ったビデオクリップがスペースシャワーTVの『MUSIC VIDEO AWARD 02』で「ベストオルタナティブビデオ賞」を受賞。

そして2002年10月、2ndアルバム”GOOD BYE TO YOUR PUNK ROCK”をリリース。3rdアルバムの『FINE SONGS,PLAYING SUCKS』のリリースが2003年10月。その後コンピレーション・アルバム(『The Very Best of PIZZA OF DEATH I & II』)への楽曲提供と 2007年に“ONE NIGHT BODO(限一夜暴動)” と銘打ち行った自主企画を突如、渋谷CLUB QUATTRO(SOLD OUT SHOW!)で行ったとはいえ、8年間ほぼ音沙汰がなかっただけに、このタイミングで突如アルバムをリリースするという空気の読まなさは甚だ可笑しくもあるが、“神出鬼没”という一点に於いて、結成当初から全くブレていないのがBBQ CHICKENSである。

前置きが長くなったが、4枚目のアルバムにして、ドラムに Andrew(FUCK YOU HEROES, RISE, FULLSCRATCHの他TIGHT RECORDSのオーナーやPAやレコーディング・エンジニアも務める超多才なドラマー!ちなみに日本人とイギリス人のダブル)を迎えて初となるBBQ CHICKENSの最新作『Crossover And Over』が完成した。Andrewの加入により、ハードコア特有の突進力が更に強まり、BBQ のサウンドに大きな変化をもたらしている。

具体的な内容に触れていくと、まずトピックとしてあげるとすれば、初期3枚に比べるとよりサウンドの強度が増し、これまでになく METAL 色が前面に打ち出たこと。そして、今作のアルバム・タイトルが示す通り、HARDCORE と METAL のクロスオーバーを完璧なまでに体現している作品となっているのだ。Ken の奏でる Thrash なギター・リフに、ANDREW & I.S.O の猪突猛進的なリズム隊が加わることによって、METAL と HARD COREが理想的な融合を果たしたといえるだろう。そこに、ある意味みっともない(笑)、しかし痛快なHongolianのシャウトが乗ることで、まぎれもない BBQ CHICKENS になってしまうのだから、まさにBBQマジックとしか言いようがない。

中国語で大陸の庶民に語りかける日中関係へのメッセージ・ソング「Xie Xie (謝謝)」、日本伝統刺青の師三代目彫よし氏の信念を描いた「Shu Ha Ri (守破離)」、新加入の「Andrew’s Theme(BBQ十八番のテーマソング・シリーズは今回も健在!)」、情報大洪水時代をテーマに書かれた「Too Much Information」 、Slayerの専売特許といっても過言ではないEVILな高速単音リフと、超絶ピッキング・ハーモニクスにメロイックサインを挙げざるを得ない「Raised Up In Hell」、エンドレス・ヘッドバンギング・ソング「Action Not Words」、そしてNapalm Death、SxOxBもビックリのお馴染み激ショート・チューン(世界最短!?)も、もちろん収録。

「このアルバムに与えられた休憩時間は、9曲目と10曲目の間の2秒間だけ」とKen が言うように、本作収録の全18曲は、わずか19分19秒(!)で脳内にこれまでになく鮮烈、かつ、爽快な爪痕を刻んで駆け抜ける。METAL リスナー、HARDCOREリスナー、双方から愛される(特にメタルヘッズに捧ぐ!)唯一無二の、痺れるようなクロスオーバー・パンクを、貴方自身の耳で確かめて欲しい。

またどんなやんちゃっぷりを炸裂させるのか、見ている我々も十分に注意せざるを得ないのだ。


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