BECAUSE IT’S 2020 第6弾は、SLANG！

思わず拳を握りしめるライブ音源が続々と放たれている中、いよいよ特濃のブツをお届けする日が来た。
先日発売されたKen Yokoyamaが当レーベルのボスならば、こちらは北の大地に根を張るラスボス、日本ハードコア界最重要人物のひとり、KO率いるSLANGである。

PIZZA OF DEATHからの単独作品リリースは、実に約6年半ぶりとなる彼ら。
今回会場となったのはもちろん、1995年にKOが自身で作ったライブハウス“札幌 KLUB COUNTER ACTION”だ。
全国のパンクスにとって一度は行ってみたい憧れの場所かもしれないが、KOにとっては自身の城なのだから客人がいようといまいと関係ない。
全9作品の中で最もホーム感が強いが、音にはリビングのくつろぎとは正反対の怒りが爆(は)ぜる。
冒頭の不穏なサイレン音、そしてドラムのフォーカウントの後は一瞬で地獄行き！
KOHEYの暴れ馬ドラムが、ベースSAKUMAの野太い低音が、新メンバーKENTAの耳をつんざくギターソロが、これだけは誰にも奪わせないと噛み付くように襲いかかってくる。そして、そのド真ん中でKOが吠える。
地獄の使者みたいな声の凄みは年々増しているが、歌っていることはまるで変わらない。
曲順も見事で、最後はもちろんこれしかない「何もしないお前に何がわかる　何もしないお前の何が変わる」。 これこそ北のハードコア。これがSLANGだ。

人の消えたライブハウス、何をしても無理だ迷惑だと文句を言われる自粛の日々に戻されたSLANGが、自分たちの居場所を死守するために鳴らした今作は、まさに一気呵成。
MCも曲間もなく、ノンストップで続くハードコア・パンクの苛烈さに背筋が震える全18曲が収められている。

PIZZA OF DEATH RECORDS pre
BECAUSE IT’S 2020〜SLANG〜

1.WAR IS BUSINESS
2.ILL PEACE HYMN
3.BLACK RAIN
4.Dirty Rotten LDP
5.THE IMMORTAL SIN
6.TOKYO SUICIDE HELL
7.WINTER～チェルノブイリの首飾り
8.REASON OF BRUTALITY
9.RACISM MUST DIE
10.小さな棺
11.糞の吹き溜まり
12.白昼夢
13.QUESTION NOW
14.WORLD OF LUNACY
15.NO LAY DOWN ONE’S ARMS～ZINGI
16.SWINDLE
17.SCUM
18.何もしないお前に何が分かる 何もしないお前の何が変わる

2020.09.27 at Sapporo KLUB COUNTER ACTION

【PIZZA OF DEATH RECORDS PRESENTS BECAUSE IT’S 2020特設サイト】
https://bi2020.pizzaofdeath.com/ (1/22 19時受注開始)

「PIZZA OF DEATH RECORDS PRESENTS BECAUSE IT’S 2020」
※発売バンドは各発売日当日に発表。
2020.11.20 Suspended 4th
2020.11.27 DRADNATS
2020.12.04 MEANING
2020.12.11 COUNTRY YARD
2021.01.08 Ken Yokoyama
2021.01.22 SLANG
2021.01.29 XXXXXXXX
2021.02.05 XXXXXXXX
2021.02.12 XXXXXXXX

PIZZA OF DEATH RECORDS レーベル直販作品
http://pizzaofdeath.shop13.makeshop.jp/shopdetail/000000000395
￥2,000 (without tax)