SLANGが前作「Glory Outshines Doom」より約2年ぶりとなるニューアルバムを完成させた。
腐った権力や欺瞞を徹底して糾弾するKOのボーカルスタイルは今作でも健在。それに加え今作ではサウンド面での進化が最大の特徴ではなかろうか。怒り、悲しみ、すべての感情が強靭かつ凶暴な音の塊となって響いている。
前作リリース以降、AIR JAM2012、COMIN’ KOBE、京都大作戦といった大型フェスに出演するなど、ハードコアの可能性を感じさせる見事な快進撃をみせてくれた彼ら。
結成26年目で完全に確立されたかに見えるそのスタイルやサウンドに、決して満足する事なく更なる高みを目指すその姿は、現在進行形のバンドとして存在し続けている理由そのもの。
息が短いハードコアバンドが多い中、四半世紀にも渡り「SAPPORO CITY HARDCORE」を掲げ背負ってきた証をその耳で確かめてほしい。
8/6 SLANG”Devastation in the void” On Sale!
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