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MEANING 10th Anniversary Single [The Tragic World (But We Must…) EP] 2014.07.19 Release!!

MEANING 10th Anniversary Single [The Tragic World (But We Must…) EP] / Code: PZCA-65 / Price: 1,000yen(incl.tax) / Release: 2014.07.19

MEANING 10th Anniversary Single [The Tragic World (But We Must…) EP] JKT画像

Track 01. The Tragic World (But We must…) / 02. Rise In Rebellion / 03. I Don’t Wanna Hear It [Original song performed by MINOR THREAT]

※6/25〜ワンマンツアーで先行発売、7/19〜PIZZA OF DEATH MAIL ORDER SERVICEで一般発売

MEANING  10th Anniversary Special Interview


--1stアルバム『BRAVE NEW WORLD』リリース後にツアーがあって。2011年3月5日のファイナルの新宿ACBには、BRAHMAN、LOSTAGE、THE CHERRY COKE$、F.I.Bが出演と豪華なラインナップでしたね。

HAYATO「そう、BRAHMANに一発目に出てもらって。でも俺、あのときのライブは全然達成感がなくて、すごく悔しかった記憶がある」

INOMAN「俺もそんな感じでした。ファイナルがむしろ一番よくなかった」

HAYATO「俺も。だからすごく悔しかった」

--それはどうしてだったと思います?

INOMAN「う~ん……。初めてのちゃんとしたツアーで疲れもあったのかもしれないし、錚々たるメンツのなかでやってその人たちと比べちゃうところもあったと思うし……なんかね、よくなかった。フワフワして終わってしまった感じがあったというか」

HAYATO「そうそう。浮足立ったまま、何も掴まず、その日が終わってしまったというか」

--じゃあ消化不良のままツアーが終わってしまった感じというか。

HAYATO「めちゃくちゃ消化不良。でもなんで消化不良だったのか理由がよく分からなくて。その前にあった名古屋、大阪のライブは全然消化不良という感じじゃなかったから」

INOMAN「個人的にはその経験を活かして2ndアルバム(『Shine Our Journey』)のツアーファイナルにはすごく気合いを入れた。絶対あんな風にはしたくないなと思って事前準備をして……それくらいイヤだった。すごく覚えてる」

--なるほど。そのファイナルの直後に東日本大震災があって……。MEANINGはいち早く行動を起こしましたよね。

HAYATO「ACBでのツアーファイナルが震災の一週間前で、そのときにTOSHI-LOWさんといろいろ話をしてて……。震災直後にTOSHI-LOWさんはすぐ動き出したじゃないですか。そういう人がいち早く動いているのを見て自分たちも何かしなきゃなと。一週間前のツアーファイナルにBRAHMANが出てなかったら、俺もMEANINGもスピーディに動けてなかったかもしれない。バンドに知名度がそこまでないから、何をしていいかも分からなかったし、どうしようどうしようって思いながら時間が過ぎていったと思う」

--うんうん。そして2012年4月に「東北ライブハウス大作戦」を支援するためのチャリティ・シングル『-THE UNBROKEN HEART-』を自主制作という形で発表。さらに初の映像作品(DVD)と10分を超える大作シングル(CD)のカップリング作品『- MEANING to be here… / To the Future -』をPIZZA OF DEATHからリリース。怒涛の期間というか……張り詰めていた印象だったんですけど、今振り返るといかがですか。

HAYATO「この時期忙しすぎて鬱みたいな感じになっちゃって。精神的に削られながら、何かをやってたというか。常に何かに追われていて、人と会いたくないし喋りたくないし家から出たくないし。家でずーっとMEANINGの映像をチェックし続けるのがイヤだった」

--バンドに対するネガティブな感情ではないんですよね?

HAYATO「じゃない。細かい作業がキツかった。そのうえで仕事が9時23時とかだったから。でも別にライブはいいんだよね。ライブはいつも通りたくさんあったし、5人でこうやって会うと全然大丈夫だった。でもそこに行くまでが大変で、電車に乗りたくなくて」

INOMAN「あの時期の日高さんのスケジュールはすごかった。ライブ終わって、チン(THINK AGAIN)と物資を届けるための車を借りに行って、物資を置く場所を確保して、さらにMEANINGの制作作業して……って感じで」

HAYATO「それで、自宅に帰るとDVDの作業があって……ああ仕事行かなきゃいけないと思うんだけど、もう動けなくて。当時KAWAGUCHIくんと職場が一緒だったから、KAWAGUCHIくんにだけ“今こういう状態で仕事に行ける状況じゃない”って話をしたらKAWAGUCHIくんが“俺にできることがあったらなんでも言って”と。その言葉で気持ちが楽になった。そのあとDVDの編集が片付いたら嘘みたいに落ち着いたんだけど」

--なら良かった。

HAYATO「うん、今は全然大丈夫」

--2012年9月には東北で“AIR JAM”が開催されて、MEANINGも出演して。出演が決まったときはどんな心境でしたか。

HAYATO「Kenさんからオファーをもらったときに“MEANINGが出ていいんですか?”って思わず聞いちゃったよ(苦笑)。もちろん出たいけど、もっと出るべき人たちがいるんじゃないのか、MEANINGがAIR JAMにふさわしいのかって……。でも“東北での開催だから、同じ熱量で動いている人に出てほしい”って言ってもらって、そういう理由だったらお願いしますと」

--AIR JAMのステージに立ったときはどんな気持ちでしたか。

HAYATO「出れてよかった。 “○○に出た”みたいなことをひけらかすことって好きじゃないんけど、“AIR JAM”に関しては本当に出れて良かったなって誇りに思ってる。なんでMEANINGが出てるんだろうって思っている人もいたと思うんだけど……これまでやってきた自負があったから、ただただその当時やってた人がそこに出るくらいだったら悪いけど俺らが出たいと思った」

--そしてその1か月後である2012年10月に2ndアルバム『Shine Our Journey』がリリースされますね。

HAYATO「2ndアルバムには1stに入れるべき初期の曲が入ったんだよね。“HERO”“PAIN ”“SMILE”……」

KAWAGUCHI「1stに“集大成”みたいな感じでこれまでの曲を入れるのは勿体ないなと思って、それで2ndまであっためてた。俺は天邪鬼だからね(笑)」

--ふふふ。歌詞には意外にも日本語が加わって、言葉の力がすごく強くなった印象です。歌詞のあるインスト“Letter From TOKYO”もあって。

HAYATO「インストはThis is KAWAGUCHIワールド。日本語は挑戦だった。メロディックを日本語でやるとダサくなりがちというか、共存が難しいと思ってたから。でもハードコアだとアリなのかなと。あれ(“MEANING TO BE HERE…”)は日本語でやる前は英語で考えてて、直前に日本語でやったら違和感がなかったからゴーを出したんだよね」

--今思うと、2ndアルバムはどんな作品になったと思いますか?

KAWAGUCHI「俺は自分の作品はどれも宝物だからどうっていうのはナイけど“俺の作品”って感じ」

HAYATO「悪い意味じゃなくて、良い意味で聴きやすいモノができたかなぁと」

YOKKUN「1stアルバムとは曲の感じも変わってて、ちょっとずつ細かい変化があったというか。至る所に工夫があった」

--その2ndアルバムを経て年末にMEANING主催のフェス“SPOOKY ZOO 2012”を川崎クラブチッタで開催して、FORWORDからねごとまで、錚々たるメンツが集結して(ASPARAGUS / F.I.B / FORWARD / LIFE / OVER ARM THROW / SAND / THINK AGAIN / UNITED / ねごと)。MEANINGがやりたいこと、MEANINGにしかできないことを示したかのようなフェスでしたよね。

HAYATO「そろそろウチらにしかできないモノをやりたいなと思ってやりだして。仲良いバンドや先輩を呼んでソールドさせるくらいのメンツを集めることはできるけど、それをやっても面白味がないというか。ウチらでしかできない組めないモノを組んで、それが浸透していけばいいなぁと。……(FORWORDの)ISHIYAさんに言われたもん。ねごとの後だったから、“嫌がらせか!”って(笑)。ジャンルが全然違うからね。でもねごとのときはFORWORDが袖で見ていて、FORWORDのときはねごとが見ていて。その光景がすごいなって感動した」

--2013年にも同会場にてこのフェスが行われましたけど、そういう繋がりに然り、独自の立ち位置を築き上げてきたMEANINGにしかできないことですよね。

HAYATO「うん。昔からよく言ってるんだけど、企画者だけ変わってメンツが一緒みたいなイベントがイヤで、人から誘われたときもそういうイベントだと出る意味がないなと思ってるんだよね。だから人が集まるのは分かってても面白くなかったら断るし、自分たちでやるならなおさら独自のモノを作らないとやる意味がないと思って」

--今日は7月にリリースされる新作“The Tragic World”のお話を聞いていきたいんですが……そんな10年の軌跡があったからこそ作れた新曲というか、一筋縄ではいかないドラマティックなハードコアサウンドで、めちゃくちゃカッコいいですね。

KAWAGUCHI「おお、聴いた? PSYCEDELIC VIOLENCE CRIME OF VISUAL SHOCKだった……?」

HAYATO「ハッキリ言ったね(笑)」

YOKKUN「1曲目“The Tragic World (But We must…)”はKAWAGUCHIくんがガッツリ作りこんでて、2曲目“Rise In Rebellion”は僕がやりたいことをやって。お互いやりたいことができたのかなって。全然違うカラーになった2曲だと思う」

KAWAGUCHI「作曲者が違うという意味では、1曲目は“DAHLIA”(作詞・作曲/YOSHIKI)、2曲目は“SCARS”(作詞・作曲/HIDE)みたいな感じ。それを意識したわけではないけどないんだけど」

--“The Tragic World (But We must…)”をメインで歌ってるのはKAWAGUCHIさんですよね?

HAYATO「そう。だからロングセットに入ったらすごく休めるなぁ、いいなあって(笑)」

--それは冗談だとしても(笑)、セットリストのなかに入ってきたらいいフックになりそうですね。

HAYATO「うん。曲が増えればその分球数が増えるというか、いろいろな変化球ができるワケで。セットリストって基本的にオレが決めるんだけど“こういう曲欲しかった”と思える曲ができたなと。もしかしたらこれから出るかもしれない……3rdアルバムの指針にもなりそうな曲だし、KAWAGUCHIくんとYOKKUNと良さがよく出た曲になったと思う。あとはもうちょっとYOKKUNがペースアップして作れたら俺は何もいうことはないです」

--そして3曲目にはMINOR THREAT の名曲“I Don’t Wanna Hear It”のカバーが収録されていますが、これはどういう風に選曲したんですか?

HAYATO「結構前から何かをカバーしたいって話をしてたんだけど、共通で好きな曲ってなくてKAWAGUCHIくんが“HAYATOがやりたいものでいいよ”って言ってくれて。で、マニアックなモノをやっても仕方ないし、いわゆる王道なモノがいいなぁと。さらにMEANINGって1分半くらいの曲ってないから、それくらいのサイズの曲でルーツが見えるものが良いなぁ、でもMEANINGの楽曲に近すぎてもあんまりルーツは見えてないなぁ……とか考えてこの曲になった。でも俺としてはMINOR THREATのカバーをしたSLAYERのカバーをしているのに近い感覚」

--ちょっと速いですよね。

HAYATO「そう。そこはイノくんに早くしてって頼んだ。でも最後のパートではKAWAGUCHIくんがMEANINGらしさを出してくれて」

--これもツアーで聴けるのかなぁなんて思ってるんですけど、ツアーはどうなりそうですか。

YOKKUN「あー……でもまだ新曲を合わせてないんですよ」

YUICHI「レコーディングしているときに歌を作ってたから、ちゃんと演奏したことはないんだよね。でもツアータイトルが……」

--“The Tragic World(But We Must…) EP TOUR 2014”ですからね。

HAYATO「楽しみ半分、不安半分。とにかく練習しよう!」

INOMAN「俺はすごく楽しみ。(会場の)渋谷 DESEOに関してはみんなが働いていたライブハウスの系列だから、同窓会じゃないけど。楽しくなりそうな気がする。シングルの1曲目に関しては前の2ndが終わってから最初につくった曲で、長いこと時間をかけてフレーズを作っていった作品だったから。やっとライブでできることが嬉しい」

--期待してます。今日は10年を駆け足で振り返りましたが、これからの10年はどうなりそうですか。

INOMAN「60歳くらいまで続けたいなぁ。こういう曲って叩くのに体力がいるから難しいかもしれないけど、ずっと続けたい」

YUICHI「10年後は47(歳)かぁ。INOMANが60歳のときには……。う~ん、とにかく生き延びたい」

HAYATO「俺、10年後は42歳だからなんとかがんばれそう(笑)。でもホントに、これからの10年は今までとは違ってプライベートでいろいろなことが起きると思う。そのときにムリしないで……爆発的なブレイクとかなくてもいいけど、ちゃんと勢いを落とさず続けていきたいなと」

--変な話ですが、爆発的に売れたいって野心はないんですか?

HAYATO「それはあとからついてくるものだと思ってる。もちろん売れたら嬉しいけど、もともとそれを目標でやってるワケじゃないから」

--じゃあMEANINGの目標を最後に教えて下さい。

HAYATO「長く続けることかな、俺は。……それだと短絡的かもしれないけど。この5人で、ずっとMEANINGを続けていくこと。それが目標です」

INTERVIEW BY 逆井マリ